ツーバイフォー工法とは(北米ではプラットフォームフレーム工法と呼ばれている)「木材で組まれた枠組みに構造用合板その他、これに類するものを打ち付けた、床および壁により建築物を建築する工法を言う」と定義されています。
日本の住宅建設の活況期に、合理的生産性が高いという観点から1974年に一般工法として認定されました。
高耐震性 | 基本的に枠組材に構造用合板などを張った壁式工法であるため、地震に対し剛性の高い工法です。 |
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高耐火性 | 一般に内部壁面に石膏ボードを使用し、 各枠組材がファイアーストップ材としての効果をもつため、耐火性能にすぐれています。 現在、一定の仕様に従って設計・施工すると、 住宅金融公庫より木造でありながら準耐火構造の融資がうけられます。 |
高断熱性 | 壁式工法なので、枠組内に断熱材を入れることで断熱化が図りやすい。 |
労働生産性アップ | 仕上材と構造材がはっきりと分離されており、住宅価格のいかんにかかわらず、 一定の構造性能を確保できます。 |
品質安定確保 | 構造躯体が釘、金物により接合緊結されているため、 フレーマーの技能の差が躯体の性能に現れにくい。 |
工期短縮 | 床面を利用して施工が行われることなどから、合理的、安全性、工期短縮が可能になります。 |
加工工程管理が容易 | 現場管理がしやすい。完工後のクレームが少なくなる。 |
工場生産範囲が広い | 大工不足をカバー出来る。 |