YGパネルは、木造軸組工法と高強度のパネルとの組合せによる新世紀住宅です。
高気密・高断熱・高耐久(耐震)で、 工期短縮、コスト削減、現場での木屑、断熱材屑未発生といった特徴があります。
YGパネル工法の家は、AQ認証の優良プレカット工場が生産する高品質の木造軸組と、 高性能・安心品質の壁パネルの組合せにより、 軸組構造の軸力に2x4工法の壁剛性をあわせ持つ、高強度モノコック構造を実現しました。 これからの家づくりに求められる安全で人にやさしい、理想的な工法です。
その秘密はプレカット+外側断熱材・内側構造合板のYGパネル工法だから。 工期が短く、施工の手間を節約できます。 プレカットとYGパネルの組合せで、上棟後すぐに内外の壁下地が完成。 YGパネルは室内側が構造用合板だから、 内装材や器具取付けの下地も不要で手間いらず。内装工期も短縮されます。
木造住宅は、間取りが自由で、木材ならではの優しさがあります。 しかし、一般の木造住宅は断熱性や気密性から見ると、 熱欠損や隙間風を生じやすく、寒い場所や暑い場所など、 室内温度差の厳しい環境となりやすいのです。
YGパネル工法の家は、省エネルギ−次世代基準適合の高品質断熱パネルにより、 高気密・高断熱住宅を実現し、室内温度差の少ない、 冬暖かく夏涼しい快適な室内環境を提案いたします。
外断熱・外壁通気工法で外壁熱も外へ排出。 だから、冬暖かいだけでなく夏も涼しい。
また、再生炭を使った床下調湿木炭パック・住炭(すみずみ)を床下に敷き湿度もカットします。
結露・カビ・シロアリ・悪臭を寄せ付けません。
室内温度差の少なく暖房された部屋から、 廊下やトイレに行く時のヒートショック(温度差によるショック)による 脳溢血や心臓マヒが起こりにくく、高齢者だけでなく、すべての人にやさしい室内環境です。
YGパネル工法の家は、内装材や仕上げ材だけでなく、 床下の再生材炭パック、そして構造材から下地材まで、 天然木材や人にやさしい素材を使用しています。 YGパネル工法の家は、家の骨組から室内環境までやさしさいっぱいの家づくりを提案します。
断熱材は、グラスウール70mm厚(32kg/密度)、 熱伝導率・熱抵抗値2.25(新省エネルギー基準)、
II地区の壁・基準値2.2(m2h・℃/kCal)をクリア
種類 | 試験体No | 初期剛性[kgf] 1/120 rad |
最大耐力 [kgf] |
許容耐力 [kgf] |
壁倍率 | |
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従来型 | 1 | 正 | 786 | 1442 | 590 | 平均4.4 (4.2〜4.7) |
負 | 815 | 1080 | 540 | |||
2 | 正 | 818 | 1445 | 614 | ||
負 | 809 | 1094 | 546 | |||
YGパネル | 1 | 正 | 930 | 1662 | 697 | 平均5.2 (4.9〜5.4) |
負 | 904 | 1647 | 678 | |||
2 | 正 | 913 | 1655 | 684 | ||
負 | 848 | 1593 | 636 | |||
窓枠式 | 1 | 正 | 948 | 1631 | 711 | 平均5.0 (3.8〜5.8) |
負 | 664 | 1616 | 498 | |||
2 | 正 | 1003 | 1901 | 752 | ||
負 | 827 | 1682 | 621 |
注:初期剛性、最大耐力および許容耐力は壁長1m当たりの値。
限りある資源を浪費せず、地球温暖化を防ぎ、そして地球環境を守るためにも、 省エネルギー住宅はこれからの家づくりにとって大切な基本性能となるものです。また、さらなる高齢化社会に対応できるバリアフリー仕様の住宅、 そして、安心で安全な家づくりの基本となる高耐久性や健康仕様の住宅は、 次世紀のグローバルスタンダードとなるでしょう。
YGパネル工法の家は「人と地球に優しい家づくり」で、次世紀をリードしてゆく家づくりです。