プレカット(在来軸組工法)

 プレカット(在来軸組工法)は、日本の優れた伝統である木組み・軸組みの継手仕口加工型作業を、機械と連動したCADに入力することによって自動的に高精度に加工する最先端の技術です。


  • 完全無人化運転対応
  • バーコード自動読取ユニット装備
  • 自動番付ユニット装備
  • 全自動フリーモジュール
  • 木材最大80本待機・自動挿入
  • 自動反転装置付
  • 自動耳処理コンベア付
  • 搬出材満杯防止センサー付

 機械プレカットの優れた特性は、木造住宅生産性供給システムの中でも重要な位置を占め、 3階建住宅の応用も認められ21世紀の住まい造りに欠かせない技術です。

  • 耐震・耐風・耐積雪:構造計算をCADにより部材を組み立て
  • 劣化の軽減:防腐、防蟻、乾燥材の品質管理システムを導入
    (自社、乾燥機設置20m3/完)
 

 現在、プレカットによるシステム木造は、木造住宅全体の約4割を占めていると言われています。 わずか10数年の間に、なぜプレカットによるシステム木造が急速に普及したのでしょうか。 それは、プレカットのシステムが単に大工さんの木材加工を機械に置き換えただけではないからです。 プレカット材の製造の背後には、 実に様々な木造住宅の品質を担保するシステムが存在しています。

 これまでの大工さんの腕によって木造住宅の品質が左右される、 といった運・不運の家づくりから、 誰もが安心して住める高品質の木造住宅づくりを行えるシステムとして定着しつつあるのです。 この内、特に品質に優れたプレカット材を製造する工場をAQ認定工場といい、 この工場から出荷されるプレカット材は、まさに高品質木造住宅の目安ともなっています。