マルマホームのYGパネル住宅は、「高強度・高耐震」「高気密・高断熱」「外通気・外断熱」「健康素材・安心品質」「軸組自由設計」が特徴の健康快適住宅。一般的に木造住宅は間取りが自由で木材ならではの優しさがありますが、熱欠損や隙間風を生じやすく、寒い場所や暑い場所の室内温度差が厳しい環境になりがちでした。マルマホームのYGパネル工法は、省エネルギー次世代基準適合の高品質断熱パネルによってこの欠点を改善し、木材の良さを充分に活かした理想的な住まい造りを可能にしています。
YGパネルは70mmのグラスウール断熱材を構造用合板と103mmのフレーム枠により包みこんでいます。
軸間外断熱+外壁通気工法で外壁熱も外へ排出するので、冬暖かく、夏は涼しい家となっており、結露を防ぎ、建物にも優しい構造です。
高年齢になると暖かいところから急に寒いところに出ると身体に大きな負担をかけますが、室内の温度差が少ないということは、ヒートショック(急激な温度差によるショック)を防ぐことになります。
棟上後、すぐにパネルの組み立てに入り、プレカット材とYGパネルの組み合わせで、スピーディに内側の壁下地が出来上がります。
YGパネルは室内側が構造用合板ですので、内装材や器具取付の下地も必要とせず、手間がかからず内装工期も短縮されます。
建物の大きさにもよりますが、着工から概ね2ヶ月程度で建物は完成します。
この工期の短縮と施工手間の節約により、低価格が実現できています。
ホルムアルデヒドの発散建材 | ホルムアルデヒドの発散速度 | 内装仕上げ制限 | |
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規格 | 名称 | ||
F☆☆☆☆ | - | 0.005mg/m2h以下 | 制限無し |
F☆☆☆ | 第3種 | 0.005超0.02mg/m2h以下 | 使用面積を制限 |
F☆☆ | 第2種 | 0.02超0.12mg/m2h以下 | |
F☆ | 第1種 | 0.12mg/m2h超 | 使用禁止 |
建物を支える重要な役割を持つ基礎は「ベタ基礎(フナガタ基礎)」を標準としています。
コンクリートで隠れてしまう配筋は、立ち上がり部分の主筋を径13mm、補強筋を径10mmで縦に150mm間隔で配置(写真左)、
底盤部分の補強筋に関しましては、径13mmを200mm間隔で配置(写真中央)しています。
もちろん地盤調査(写真右)をした上で施工していきますので、がっちりとした地盤・基礎でしっかりと建物を支えます。
※旧住宅金融公庫基準では、立ち上がり部分の主筋を径12mm以上、補強筋を径9mm以上で縦に300mm以下で配置。
底盤部分の補強筋は径9mm以上を300mm以下で配置となっております。
基礎底盤部分に断熱材(スタイロフォーム)と防湿シートを敷き、地面からの寒気と湿気をシャットアウトしています。さらに基礎の鉄筋に合わせてロードヒーター(熱線)を巻き、基礎を乾燥させ湿気を防ぎます。
基礎部分に防湿シートを敷き、地面からの湿気を防ぎます。
また、1階部分の床下地に断熱材(スタイロフォーム)をはめ込み、床下からの寒気・湿気を防ぎます。
ヤマウチは製材所からスタートし、現在では在来プレカット・2×4パネル・木材販売等で東北の工務店様を中心にご利用いただいております。ヤマウチの住宅部門であるマルマホームは、木材に関する長年の経験・知識を取り入れて建物を施工しております。
また、構造計算書偽装問題等が騒がれる今日、マルマホームは、お施主様に長年を通して安心してお住まいいただけるよう、厳密な構造計算の基にこだわりの躯体に仕上げております。
マルマホームでは、すべての木材を自社の全自動プレカット機械により加工しています。コンピュータ制御による高精度の加工は、認証木質建材としてAQマークを受けており、工務店様からも高い信頼を得ております。
従来の高断熱住宅は、内側が結露することがネックでした。マルマホームの住宅は、在来軸組でも2×4でも全て充填断熱・外壁通気によるパネル工法ですから、高断熱でありながら結露の心配がありません。